ジャイアンリサイタルのHPのようなblog『swingしなけりゃ意味ないっしょ!』

gianaoki.exblog.jp ブログトップ | ログイン

結局、血祭りになったのは誰?

11月6日

先週11月3日(祝)はアフターダークカフェにてジャイアンリサイタルのライヴ。
共演は「もちべーこんず」と「フタリグミ。」。どちらのバンドとも初共演。
この日の目玉は何と言ってもこの3バンド全てにゲスト参加したイデちゃんだ(笑
午後8時過ぎにスタートしてから最後のセッションが終了するまで約3時間半、
パーカッションにドラムにと出ずっぱりだったイデちゃん。
しかしまあよくもこれだけの曲数を覚えてきたもんだ。
まるで荒行を黙々とこなす修行僧の如し。
ま、さすがにトリ出だったジャイアンではキメゴトをいくつか忘れてくれていたが(笑)、
それはご愛嬌というもの。誰がそれを責められようか。

さらにこの日は各バンドがご贔屓のトロンボーンプレイヤーを招聘し、
共に演奏するという、言わば「選択の妙」を競う裏企画も存在した。
我がジャイアンリサイタルは勿論盟友酒本ひろつぐクンを指名。
昨今多忙を極める彼であるが、スケジュールの合間を縫って参加してくれた。感謝!


結局、血祭りになったのは誰?_c0007155_171941.jpgトップバッターは「もちべーこんず」。初めて拝見しましたが、いやあカッチョイイ!ギタリスト・えびさんのファンキーかつ繊細なプレイは、もはやアコギのソレではありません!ブラックミュージックのテイスト溢れるサウンドにイデちゃんのパーカッションが絡みつき、初っ端から会場は興奮の坩堝!いきなり異常なまでの盛り上がり♪しかしウタとアコギとトロンボーンとパーカッションだけでこれだけグルーヴが出せるもんなんですねえ・・・目から鱗でございました。


結局、血祭りになったのは誰?_c0007155_17111597.jpg二番手はおウタの斉藤マサコ嬢とピアノの福由樹子嬢からなる「フタリグミ。」。こちらはうって変わってグッとしっとり聴かせるライヴを展開。お2人に共通するのは“オトナなのにコドモ”な感じ。(良い意味ですよ!)そんな2人の個性がそのまま音に表れているような気がしました。そしてトロンボーンにはマジメなのにオチャラケている(笑)河合修吾さんが参加。この人もそんな二面性が魅力です。二面性のフタリグミ。、今後の活動が楽しみです。


結局、血祭りになったのは誰?_c0007155_17261642.jpg結局、血祭りになったのは誰?_c0007155_1814487.jpg
で、トリが私どもジャイアンリサイタル。この日はDr.イデちゃん、Trb.酒ちゃん、P.石野君に加え、Saxに安藤和夫さんまでお呼び立てしての超ゴージャス編成。このメンバーで演奏出来るだけでオイラ感無量でした・・・酒ちゃんの奏でる「懐かしのニューオーリンズ」最高だよ・・・(感涙)。しかしながら出演バンドの中で唯一ヤローばかりという“魁!男塾”状態となり、むさ苦しさは否定出来ない所。ま、「男闘呼だらけのSWING&JIVE大会」ということで、ひとつ。


で、最後は出演者全員で「明るい表通りで」を演奏して大団円。
三者三様の音楽性でありながら、ライヴを通して妙な統一感があったのは
どのバンドの演奏にも音楽を愛する気持ちが溢れていたからではないかと思うのです。
互いにリスペクト出来るバンド同士のライヴはかくも気持ちの良いものなのだと
再確認した次第。共演者の皆さん、本当にありがとうございました。
それからイデちゃん、打ち上げでの晴れ晴れしい表情が忘れられないよ(笑
やり遂げた充足感に充ち満ちていたね。お疲れ様でした。そしてありがとう!
そして足を運び頂いた多くのお客様、心より厚く感謝申し上げます。
3バンド出演でかなりの長丁場となった為、
ジャイアンリサイタルを観に来て頂いたにも関わらず、交通機関の時間の都合で
やむを得ずお帰りになった方もいらっしゃったと聞きました。
大変申し訳なく、深く深くお詫び申し上げます。m(_ _)m
いずれまたこの顔合わせで是非ライヴをやらせて頂きたいと思っておりますので
どうかこれに懲りず、また遊びに来て頂けたら幸いです。

・・・で、結局「血祭り」になったのは誰だったんだ?
結局、血祭りになったのは誰?_c0007155_17582165.jpg

by fatswaller | 2006-11-06 18:05 | ジャイアンな日記♪

札幌で活動しているswing&jiveバンド「ジャイアンリサイタル」のメンバーが綴るよもやま日記とバンド情報


by fatswaller
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite