ジャイアンリサイタルのHPのようなblog『swingしなけりゃ意味ないっしょ!』

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竹富島で会いましょう。(前編)

11月6日

僕は疲れていた。
やや1年間に亘り忙殺された仕事をようやく終え、
結局望んだ結果は出ず、何の為にこれまで色んなものを犠牲にして頑張ってきたのかと
ただ虚しさだけが心と身体を包んでいた。
その日も行きつけの沖縄居酒屋「小春南」のカウンターで
お気に入りの泡盛“瑞泉”をあおりながら
店のオーナーである白幡シャチョーに向かって、僕はくだを巻いていた。
「あ~あ、気晴らしに沖縄でも行ってこようかなぁ」
白幡シャチョーは僕の隣に座り、おもむろに瑞泉を口に運びながら言った。
「いいんじゃない?つーか俺も近々向こうに行くんだけどね」
「え?いつ行くんですか?」
「行くのは10月の末。11月の頭に石垣島と竹富島で千葉ちゃんとライヴやるんだよ」
千葉ちゃんとはプロのハーモニカプレイヤー千葉智寿さんのことである。
白幡シャチョーは居酒屋を経営する傍ら、シンガーソングライターとしても
活動している。最近、ハーモニカプレイヤーの千葉さんと
『ハモレレ』(※ハーモニカとウクレレの意)なるユニットを立ち上げた。
そのハモレレが僕の長年の憧れの地、石垣島・竹富島でライヴをやるというのだ。
僕はカウンターに投げ出していた体をもの凄い勢いで起こし、シャチョーに告げた。
「そのライヴ、僕もついて行きます!」
「おっ、いいねぇ。じゃ、竹富島で一緒にやろうよ」
実は竹富島には僕の生涯の相棒とも言うべき親友が居る。
彼はかつて札幌に在住し、沖縄三味線である三線(さんしん)の名手として
僕と『マギー&マギー』なるユニットを結成し、かなり活発に演奏活動を行っていたが
沖縄への憧れが募る余り、2年前に札幌の生活を棄てて竹富島に移住してしまった男だ。
今は地元の観光会社に就職し、水牛の世話をしているらしいが
彼が移住して以来、こちらから会いに行ったことはまだ一度も無かった。
ありがたいことに白幡シャチョーは、竹富島でのハモレレのライヴに
マギー&マギーをゲストとして出演させたいと言ってくれた。
これはもう行くっきゃねーべ。僕はその場から竹富島に居る相棒に電話を掛けた。
「よう相棒、久し振りにマギー&マギーやるぞ。え?そっちに行くんだよ、俺が!」


・・・嗚呼疲れた。小説風にイントロを書いてみたら、やたら長くなってしまった(笑
というわけで、行ってきました!石垣・竹富ツアー。
しかし札幌から石垣島ってのは、やはり遠い。
朝7時30分の飛行機に飛び乗ってまず羽田へ。
それから沖縄那覇空港行きに乗り換え、更にそこから石垣空港までまたまた1時間のフライト。
石垣のホテルに着いた時には既に夕方に差し掛かっておりました。
一服入れた後(あぶりじゃないよ)公設市場やモールをぶらっと散策しつつ
近くの居酒屋で夕食を済ませ、今夜のライヴ会場である「すけあくろ」に到着。
ハーモニカとウクレレのユニット『ハモレレ』のライヴを堪能致しました。
かねてから白幡シャチョーと親交のある地元のミュージシャンの方々がゲスト参加したり
普段はハーモニカ専門の千葉さんがリードボーカルを取ったりと
大変楽しく、終始朗らかなライヴでありました。

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       千葉智寿(ハーモニカ)            白幡シャチョー(歌とウクレレ、ギター)
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ライヴ終了後はずーずーしく打ち上げにも参加させて貰いハシャギまくった挙げ句、
ハモレレのお二人とホテルに帰る途中で大して腹も減っていないのに酔いにまかせて
八重山ラーメンの暖簾をくぐり、結局ホテルに帰ってきたのは午前3時過ぎ。
初日から飛ばし過ぎ、泡盛飲み過ぎの感ありありの中、泥のように眠りについたのでした。


翌日は昼前に石垣島離島ターミナルに集合、連絡船に乗って一路竹富島へ向かったのですが
この日は台風が近づいているわけでもないのにもの凄い強風で海は大荒れ。にも関わらず
僕らの乗った連絡船は幾度となく波を被りながらも
北朝鮮の偵察船の如き猛スピードで竹富島に一直線。
船内が上を下への大騒ぎになっていたことは言うまでもありません。
特に白幡シャチョー、乗っている最中はジェットコースターのような乗り心地を
楽しんでいるかに見えたのですが、島に着くなり開口一番
「もう少しで昨日のラーメン吐くとこだった・・・」
と青い顔をしていたのには大いに笑わせて頂きました。
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遂に竹富島上陸を果たした我々は、さっきまでの命懸けのクルージングの事など
すっかり忘れ、滞在中お世話になる新田荘にて荷物を解くや否や
全員で自転車を借りて島内散策に出発。
なんせ人口300人という小さな島なので、時間さえかければ自転車で一回り出来てしまう。
ちなみに夜のライヴのことはまだ誰も考えてません(笑
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        民宿「新田荘」到着。                 サイクリング・ハモレレ。

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      続・サイクリング・ハモレレ。          島で有名なそば屋「竹の子」にて昼食。

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         「余は満足じゃ」                    「あ~食った食った」

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    コンドイ浜で珊瑚を拾うシャチョー。          「この海の碧さはなんだぁーッ!」

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    言っときますけど画像修正なんかしてませんよ。本当にこういう色してるんだから。

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       竹富郵便局。趣があります。        有名な水牛車。その速度はまさしく牛歩。

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        ハモレレ、コンドイ浜を往く。ちょっと信じられないくらい綺麗な海でした。


島の景勝地を一通り見て回った後、今夜の会場である『ヴィラたけとみ別邸』を視察、
建ててからまだ1年も経っていないという、とても美しい木造の建物に一同大感激。
夕方からのリハに備えて一度民宿に戻る事にした。

ところでこの竹富島に住む、我がマギー&マギーの相方はどうしているのやら。
夜には本番なんだけどなぁ、リハには駆け付けるのかしらん、
などと宿先で考えを巡らせていると
丁度宿のすぐ横の道に観光の水牛車が入ってきた。
ほほう、これが噂に聞く水牛車か。なるほど水牛が車を引いている。
観光会社の人が牛を操りながら観光客に島の説明をしたり、
三線を弾いて民謡を聴かせているわけだ。フフフ、明日でも乗ってみたいものだ。
と、ズボンのポケットにデジカメが入っていたのに気が付き、真横を通り過ぎるところをパチリ。















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                      ・・・ん?




















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 偶然にもマギマギの相棒でした(笑


                       後半へ続く。
by fatswaller | 2009-11-06 14:49 | ジャイアンな日記♪

札幌で活動しているswing&jiveバンド「ジャイアンリサイタル」のメンバーが綴るよもやま日記とバンド情報


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