ジャイアンリサイタルのHPのようなblog『swingしなけりゃ意味ないっしょ!』

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ルーツでムーニーとバンバンがブルームーン。

11月16日

先週は4日連続で踊ったり唄ったり飲んだり機材運んだりして
大変多忙な日々を送っておりました。

まず11月12日(木)、13日(金)の両日は
『第3回 札幌ルーツミュージックフェスティバル』
(結局何の役にも立たない)スタッフとして参加。
「自分達が大好きなアメリカンルーツミュージックを一人でも多くの人に知って貰う為に
何か出来ないか」という思いでムーニーさんやMOJO HOUSEと一緒に始めたこの企画も
早いもので今年で3回目。
今回は会場であるBUDDY BUDDYの開店7周年記念月間の中のイベントという位置づけで
初めて2daysでの開催となり、そのお陰で出演陣も超豪華な顔ぶれとなりました。
初日はニューオーリンズトランペットのMitchさんがバンバンバザールの富永氏と黒川氏を
バックに従えて登場。コテコテのニューオーリンズサウンドで初日から超満員の客を踊り狂わせ、
翌日はこのイベントの象徴的存在であるMOONEYさんが、旭川の天才ハーピスト
立谷富美男さん、そして元シェイディドールズのギターリスト高木克さんとともに
トリを務め、やはり会場を大いに沸かせてくれました。
更にその後、別会場でライヴを終えたバンバンバザールとブラックボトムブラスバンド
BUDDY BUDDYに集結、バンバンバザールの富永氏と黒川氏、ブラックボトムの
KOO氏、OJI氏からなる、巷で話題沸騰の軽音楽系JAZZコンボ
ブルームーンカルテット』が遂に札幌初見参!
メンバーそれぞれが自身のバンドのスケジュールの合間を縫って活動している為、
その演奏を観ることは四つ葉のクローバーを探すに等しいと言われているこのユニットが、
なんと札幌ルーツフェスに登場するとは誰が予想出来たでありましょうか(感涙
ブルームーンの小粋な演奏が終わると、今度はMOONEYさんを中心にバンバンバザール、
ブラックボトム、高木克さん、山田ツクル氏らが参加しての大セッション大会。
これだけのメンバーが一同に会するセッションなんて、東京でも滅多にお目にかかれません。
何より、僕の大好きなミュージシャンの皆さんが勢揃いしている光景を目の当たりにして
「これは夢でも見ているのではないか?」と何度も頬を抓りたくなる衝動にかられました。
もちろん札幌勢の出演者も皆さん本当に素晴らしかった。
特に、ルーツフェス初登場となったWIN GRASSの演奏には目から鱗。
ボーカルとギターの女性はブルーグラス・カントリー業界では知る人ぞ知るファミリーの
一員だそうで、今回のルーツフェスにおける裏MVPと言っても過言ではありますまい。
こういうバンドが出てくるからルーツフェスは毎回面白いんだよなぁ。

『第3回 札幌ルーツミュージックフェスティバル』
【12日の出演者】

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      浜田隆史(ragtime guitar)         D.I & The Hellhoneys(jumpin'jive)

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      MOJO HOUSE(blues,R&R)       mitch&富永&黒川(NewOrleans jazz)

【13日の出演者】
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     WIN GRASS(bluegrass)              亀野達夫(ragtime singer)

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    SOUL JAZZ UNIT(organ jazz)         MOONEY(oldjazz,boogie,R&R)

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       MOONEY&立谷富美男             MOONEY&立谷富美男&高木克

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ブルームーンカルテット(軽音楽系歌謡jazz)         MOONEY&福島康之&高木克

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     MOONEY,福島康之(BANBANBAZAR),高木克,立谷富美男,KOO(B.B.B.B),
     黒川修(BANBANBAZAR),山田ツクル(SOUL JAZZ UNIT),and more...



さて、その翌日14日はfadgeというとても雰囲気の良いお店で行われた
ムーニーさんと千葉智寿さんのライヴに、オープニングアクトとして
ジャイアンリサイタルで出演して参りました。
前日のルーツフェスのような熱狂的な盛り上がりとはまた違って、
じっくりと腰を据えた大人の為の演奏会という趣でした。
これがまた何とも心地良く、演奏させて頂いた我々ジャイアンリサイタルも
大いに楽しませて頂きました。
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        ジャイアンリサイタル                  MOONEY&千葉智寿


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 MOONEYさん、千葉さん、大将、ミノル、そして恵庭の蘇った銀狼モジョマスとYorichan。
 来年はMojo HandでMOONEYさんのライヴが観られるかも。

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      MOONEYさんと千葉さんのライヴ風景。大勢のお客様にお越し頂きました。
      来てくれた仲間の皆さん、本当にありがとう!




そして最終日の15日はと申しますと、札幌BOOGIEにて
バンバンバザールのライヴがあったので、これはもう純粋に客として観て参りました。
バンバンバザール北海道プチツアーもこの日が最終日。
滞在中に旭川で購入したというマーチンのギターを手にステージに上がった福島社長、
まるで欲しかったオモチャを手に入れた子供のように終始ハシャいでおられ(笑)
新しいギターの生音の良さを自慢したかったのか、途中から完全アンプラグドに。
でもこれがスゲー気持ち良かった。富永氏のウクレレも生音なのに本当に良く響く。
マイクを通さない福島社長の歌声も、むしろいつもより哀愁を帯びて聞こえました。
この日、一番嬉しかったのは久々に名曲「シュラ」を演奏してくれたこと。
アルバム『suge banba!』に収録されている、僕の大好きなナンバー。
どこかヨーロピアンな雰囲気を漂わせるメロディと、男女の業の深さを表現した歌詞が
素晴らしい珠玉の1曲なのですが、札幌のライヴでは滅多に聴けなかったので
本当に嬉しかった。
ライヴの途中からは私の隣に座っていたサラシナのアニキと二人、
歌ったり踊ったり手拍子したりとやりたい放題で楽しんで参りました。
またこの日は、実は共通の友人や知人が結構多いのに
これまでお会いすることがなかった釧路のライヴBAR「ガソリンアレイ」のオーナー、
タカさんと初めてお会いすることが出来、やはり共通の知人である
N島さんの学生時代の話などで大いに盛り上がりました(笑)。

こうして私の怒濤の4日間も無事終了。
この4日間、日曜日も含めて日中は全日仕事があったので
極度の睡眠不足もこれありで、さすがに体力的にはキツイものがありましたが
これだけ自分の大好きなミュージシャンのライヴが毎日続くこともそうありませんのでね。
ある意味幸せな経験でした。
これから師走に向けて、また頑張れそうです♪

・・・あ、竹富島滞在記(後編)はそのうち書きますので。



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        「それでは皆さん、チェゲラッチョ!」(意味不明)
by fatswaller | 2009-11-16 17:21 | ジャイアンな日記♪

札幌で活動しているswing&jiveバンド「ジャイアンリサイタル」のメンバーが綴るよもやま日記とバンド情報


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