裏シンジケートに気を付けろ。
5月30日
先日フライアーパークにて、不肖私めの36回目の生誕記念祭を敢行させて頂きました。
「自分のお誕生日会を自分で主催する」という、なんともおマヌケな企画でありましたが
もうね、先に謝っておきます。「参りましたっ!(土下座)」
青木に一泡吹かせてやれと企む手練れの衆が、これでもかってぐらいの波状攻撃。
だいたい、開店後の店内映像がいきなりストリートスライダーズですよ!
10代の頃、リスペクトしてやまなかった大好きなバンド。
一気にテンション上がりまくり。恍惚の表情で見入ってしまいました。
今だビデオを持っていたマコっちゃん、あんたはエライ。
たっぷり1時間、スライダーズの映像を堪能した後、ほろ酔い気分でライヴがスタート。
トップバッターはマギー&マギー。フライアーパーク初登場です。マギー田中さんはこういった場所での演奏経験があまり無いので緊張してるんじゃないかしらん?と心配しておりましたが、どうしてどうして威風堂々たる唄者っぷり。マギマギを始めた頃、ステージに慣れずにオドオドしていた彼が、いつの間にやらいっぱしのミュージシャンに成長していたことを実感させられ、思わず目頭が熱くなりました(ウソ)。
二番手はドライヴ。山根氏や高じょーとは高校生の時からの付き合いです。一発目の波動砲を僕にぶっ放したのはこのバンド。なんと僕が大学生の頃やってたバンドの曲を、ドライヴなりのアレンジで蘇らせてくれたのです。確かにこの日の出演陣には「昔僕らが良く聴いた、懐かしい曲をカバーすること」というお題を出してはいましたが、まさかこの曲を持ってくるとは。全く予想外の選曲に、嬉しいやら恥ずかしいやらで笑うしかありませんでした。
三番手はこの日のスペシャルゲスト「拳法」。今、僕がもっとも敬愛するミュージシャン古館健治君と、ご存知キッコリーズの虹色ボイス・カポウさんの唄ものユニット。今月から本格的に活動を始めたそうですが、この両者の合体はもはや反則です。タッグで言うとB・I砲、もしくはハンセン・ブロディ組くらいのインパクトがあります。このバンドに出演をお願いしたのは、言わば自分へのプレゼントみたいもんです。まさしく唄もの最強タッグと呼ぶに相応しい演奏でした。
この後、我々ジャイアンリサイタルの出番なのですが、
その直前International Little Comboの面々から誕生日プレゼントを渡されました。
包装を見る限り、どうやら衣類のようです。
ILCのメンバー曰く「今日のこの良き日に、是非その衣裳で唄って欲しいんだ」とのこと。
う、嬉しいじゃありませんか・・・!36歳にもなって、仲間うちから誕生日プレゼントを
もらえるとは思ってもいませんでしたからね。(T.T)
ええ、よーがすとも!皆様のご厚意に心からの感謝を表し
この衣裳に着替えさせて頂きますとも!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ガサゴソ・・・・・
・・シュルシュル・・・
・・・・・・・・
あの~、マジっすか?
・・・あの頃、皆横ノリのR&RやBLUESに憧れて
髪の毛おっ立てては
バッドボーイズを気取っていたね。
10代の頃から共に同じような音楽を聴いて
酒を酌み交わした仲間が
この歳になって人生の色んな事と戦いながら
それでも必死にバンド転がしてることを
本当に誇りに思います・・・
って、誰も真面目に聞いてくれないじゃないかー(泣
そりゃあ確かに俺は猫ひろしが好きだ。大好きだ。このブログでも何度か触れた。
でも、だからってわざわざその衣裳(しかも上下お揃い)を用意するかフツー。
まさか短パン姿でswing jazz唄う日がくるとは思わなんだ。
なんたるバカバカしさ!なんたるこだわり!参りました、あなた方の勝ちです(笑)。
“猫たかし”登場の図。
一部拡大。↓
大将笑い過ぎ。
多分ね、ウチらの演奏誰もまともに聴いてなかったと思うよ。衣裳の余りのインパクトに、終始あちこちから失笑が漏れていたもの。そりゃそーだよ、あの格好で気取ってジャズ唄ってりゃ俺だって笑うわ!でも、いいのそれで。だって俺たちjiveバンドだかんね!ってゆーかこういうの結構好き(笑)。リトルコンボ諸氏、本当にありがとう。家宝にします。それにしてもうっちぃとのコントラストが余計にもの悲しいなぁ。
そして時刻は0時半。長丁場の大トリは勿論ILC。いきなりルイ・ジョーダンばりのジャンプナンバー炸裂!一気にヒートアップする会場。う~ん持ってくねえ。ついさっきの自分達の演奏が情けないよ。実はこの後更にサプライズがありまして、なんとドライヴ同様僕の昔のバンドのレパートリーから、知る人ぞ知る私の学生時代の自堕落な生活を赤裸々に描いた問題作(笑)、「平岸天国」という曲を演奏してくれたのです!全くドライヴといいILCといい、どこからそんな古い音源を見つけてきたんだ?その疑問に答えるように山根氏が示唆した「裏シンジケート」の存在。俺の知らないところでそんな組織があったとは・・・は、謀られた・・・。
「平岸天国」、最初こそゆったりとスウィンギーなアレンジで聴かせていましたが、最後の最後でオリジナルのロックナンバーに突如転調、一気にR&Rバンドと化すILC!椅子から立ち上がったミノルちゃんのロッキンなギターアクションに拍手喝采&爆笑の嵐!この日の為にタンスの奥から引っ張り出してきた当時の衣装と相まって、気分はもうロックスター(笑)!
そして・・・
ご満悦。
全ての演奏が終わったのは多分午前1時近く。しかしその後も当然誰も帰らず(笑)。
シェイディドールズの野音ライヴ観て、RCの久保講堂ライヴ観て。
みんなあの頃のようにバカみたいに飲んで、あちこちで笑い声が飛び交ってる。
今回のライヴを企画した本当の理由は、俺がこの光景を見たかったから。
10代の頃から連んでた仲間の、変わらぬバンドマン魂を再確認しつつ
36歳のスタートを切る。
みんなが居たから俺もなんとかここまでやってこれたよ。
けど、まだまだみんなで楽しめることがたくさん待ってるに決まってるんだ。
R&Rは音楽のジャンルなんかじゃない。大人の生き様だぜ!!
おまけの写真。
快調に飛ばし、ソッコーで沈没した山根さん。しかしたった一言、
「ラーメン!」という呪文で、彼はゾンビの如く蘇るのであった(笑)。
午前3時から行われた2次会「十万○力」にて。
そばを切らずにどこまでいけるか世界記録に挑むミホちゃん。
最後にもう一度、ILCから頂いた猫ひろしの衣裳全体図を。
他にもたくさんのプレゼントを頂きました。皆さん本当にありがとう!
先日フライアーパークにて、不肖私めの36回目の生誕記念祭を敢行させて頂きました。
「自分のお誕生日会を自分で主催する」という、なんともおマヌケな企画でありましたが
もうね、先に謝っておきます。「参りましたっ!(土下座)」
青木に一泡吹かせてやれと企む手練れの衆が、これでもかってぐらいの波状攻撃。
だいたい、開店後の店内映像がいきなりストリートスライダーズですよ!
10代の頃、リスペクトしてやまなかった大好きなバンド。
一気にテンション上がりまくり。恍惚の表情で見入ってしまいました。
今だビデオを持っていたマコっちゃん、あんたはエライ。
たっぷり1時間、スライダーズの映像を堪能した後、ほろ酔い気分でライヴがスタート。
トップバッターはマギー&マギー。フライアーパーク初登場です。マギー田中さんはこういった場所での演奏経験があまり無いので緊張してるんじゃないかしらん?と心配しておりましたが、どうしてどうして威風堂々たる唄者っぷり。マギマギを始めた頃、ステージに慣れずにオドオドしていた彼が、いつの間にやらいっぱしのミュージシャンに成長していたことを実感させられ、思わず目頭が熱くなりました(ウソ)。
二番手はドライヴ。山根氏や高じょーとは高校生の時からの付き合いです。一発目の波動砲を僕にぶっ放したのはこのバンド。なんと僕が大学生の頃やってたバンドの曲を、ドライヴなりのアレンジで蘇らせてくれたのです。確かにこの日の出演陣には「昔僕らが良く聴いた、懐かしい曲をカバーすること」というお題を出してはいましたが、まさかこの曲を持ってくるとは。全く予想外の選曲に、嬉しいやら恥ずかしいやらで笑うしかありませんでした。
三番手はこの日のスペシャルゲスト「拳法」。今、僕がもっとも敬愛するミュージシャン古館健治君と、ご存知キッコリーズの虹色ボイス・カポウさんの唄ものユニット。今月から本格的に活動を始めたそうですが、この両者の合体はもはや反則です。タッグで言うとB・I砲、もしくはハンセン・ブロディ組くらいのインパクトがあります。このバンドに出演をお願いしたのは、言わば自分へのプレゼントみたいもんです。まさしく唄もの最強タッグと呼ぶに相応しい演奏でした。
この後、我々ジャイアンリサイタルの出番なのですが、
その直前International Little Comboの面々から誕生日プレゼントを渡されました。
包装を見る限り、どうやら衣類のようです。
ILCのメンバー曰く「今日のこの良き日に、是非その衣裳で唄って欲しいんだ」とのこと。
う、嬉しいじゃありませんか・・・!36歳にもなって、仲間うちから誕生日プレゼントを
もらえるとは思ってもいませんでしたからね。(T.T)
ええ、よーがすとも!皆様のご厚意に心からの感謝を表し
この衣裳に着替えさせて頂きますとも!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ガサゴソ・・・・・
・・シュルシュル・・・
・・・・・・・・
あの~、マジっすか?
・・・あの頃、皆横ノリのR&RやBLUESに憧れて
髪の毛おっ立てては
バッドボーイズを気取っていたね。
10代の頃から共に同じような音楽を聴いて
酒を酌み交わした仲間が
この歳になって人生の色んな事と戦いながら
それでも必死にバンド転がしてることを
本当に誇りに思います・・・
って、誰も真面目に聞いてくれないじゃないかー(泣
そりゃあ確かに俺は猫ひろしが好きだ。大好きだ。このブログでも何度か触れた。
でも、だからってわざわざその衣裳(しかも上下お揃い)を用意するかフツー。
まさか短パン姿でswing jazz唄う日がくるとは思わなんだ。
なんたるバカバカしさ!なんたるこだわり!参りました、あなた方の勝ちです(笑)。
一部拡大。↓
多分ね、ウチらの演奏誰もまともに聴いてなかったと思うよ。衣裳の余りのインパクトに、終始あちこちから失笑が漏れていたもの。そりゃそーだよ、あの格好で気取ってジャズ唄ってりゃ俺だって笑うわ!でも、いいのそれで。だって俺たちjiveバンドだかんね!ってゆーかこういうの結構好き(笑)。リトルコンボ諸氏、本当にありがとう。家宝にします。それにしてもうっちぃとのコントラストが余計にもの悲しいなぁ。
そして時刻は0時半。長丁場の大トリは勿論ILC。いきなりルイ・ジョーダンばりのジャンプナンバー炸裂!一気にヒートアップする会場。う~ん持ってくねえ。ついさっきの自分達の演奏が情けないよ。実はこの後更にサプライズがありまして、なんとドライヴ同様僕の昔のバンドのレパートリーから、知る人ぞ知る私の学生時代の自堕落な生活を赤裸々に描いた問題作(笑)、「平岸天国」という曲を演奏してくれたのです!全くドライヴといいILCといい、どこからそんな古い音源を見つけてきたんだ?その疑問に答えるように山根氏が示唆した「裏シンジケート」の存在。俺の知らないところでそんな組織があったとは・・・は、謀られた・・・。
「平岸天国」、最初こそゆったりとスウィンギーなアレンジで聴かせていましたが、最後の最後でオリジナルのロックナンバーに突如転調、一気にR&Rバンドと化すILC!椅子から立ち上がったミノルちゃんのロッキンなギターアクションに拍手喝采&爆笑の嵐!この日の為にタンスの奥から引っ張り出してきた当時の衣装と相まって、気分はもうロックスター(笑)!
そして・・・
全ての演奏が終わったのは多分午前1時近く。しかしその後も当然誰も帰らず(笑)。
シェイディドールズの野音ライヴ観て、RCの久保講堂ライヴ観て。
みんなあの頃のようにバカみたいに飲んで、あちこちで笑い声が飛び交ってる。
今回のライヴを企画した本当の理由は、俺がこの光景を見たかったから。
10代の頃から連んでた仲間の、変わらぬバンドマン魂を再確認しつつ
36歳のスタートを切る。
みんなが居たから俺もなんとかここまでやってこれたよ。
けど、まだまだみんなで楽しめることがたくさん待ってるに決まってるんだ。
R&Rは音楽のジャンルなんかじゃない。大人の生き様だぜ!!
おまけの写真。
「ラーメン!」という呪文で、彼はゾンビの如く蘇るのであった(笑)。
そばを切らずにどこまでいけるか世界記録に挑むミホちゃん。
他にもたくさんのプレゼントを頂きました。皆さん本当にありがとう!
by fatswaller
| 2006-05-30 13:54
| ジャイアンな日記♪